数年ぶりの駄菓子屋にて・・・
店頭には、懐かしいお菓子が
山積みされていました。
蒲焼きとか、カツレツとか、
パックンチョとか、チョコあんぱん屋さんとか。
もう、スーパーでは見ない懐かしさのオンパレード
スーパーは新商品がずらっと並んでいるけど、
駄菓子屋は商品ラインアップが
20年くらい前から変わらないような気がする。
定番中の定番が堂々と、そして色あせることなくきらきらしている。
しばらく余韻にひたりながらお買い物。
でも結局買うものは、一緒。
子どもの頃のスペシャルおやつ。
実家にだいたいあって、とりあいになった
エンゼルチョコパイ。
もう冒険できないんだ・・・。少し寂しい気分になった。
偶然会った知人もそんなことを言ってた。
人は意外に同じものを、買い続ける。
しかも子どもの頃の感性豊かな時代に染みついたものなら、なおさら。
レジにはでっかーい黒くて年季のはいったそろばん。
黒光りしている。
パチパチそろばんをはじいて、
でも、スーパー風にバーコードを通すふりして
「ぴー」って言いながら
「お会計570円です!」って言ってくれる。
顏のくしゃってしているおじいちゃん。
そして、
「はい、おつり30万円。」
久々にきいた!
関西住んでると絶対言われたことある定番中の定番セリフ。
でも、これコンビニとか、スーパーとか大型店やとなかなかでてこない。
相当常連じゃない限り。
そんなこと言ってる余裕なさそうな店員さんばかり。
冗談とか言ってる余裕のある雰囲気っていい。
ただの買いもんやけど、
楽しめる。
ほんまに、ちょっとしたことだけど、
お人に何かを与えられるってこういうことなんだなって思った。
おかしといえば、○○屋と言われ続け、
人がたえない店。
モノとかサービスとかって、
本当に気持ちそのものの表れだから、
こうやって人を楽しませたり、
心まで満足させてくれる。
そんなお店の存在こそ、地域に大切なものだと思う。
あの駄菓子屋のおじいちゃんのような
人が喜ぶ会話できているかな?
その方がきてよかったって思えるコミュニケーションできてるかな?
すこし、反省することがあります。
○○がほしいから、
そのモノやサービスを求めにいっているのに、
「○○が足りないですね、とか○○がだめですね。」
と言われると、
え?!ってなる。
けど、ボディケア業界やエステ業界ではよくあることで、
身体とか、顏のケアをしにいって、
かたいですねーとか、
歪んでますねーって、
肌荒れてますねー
顔色わるいですねーって言われても、
だからきてるんですよ!って
つっこみたくなりますよね。
(すぐ、口にしてしまいますが・・・)
これも言い方一つ。
伝え方一つで、受け取り方がかわるし、
相手の気持ちも大きく変化する。
その方にとって、最高なモノやサービスを
受け取れる準備が整い、価値がそれだけでも
かわる。
より具体的に、ただ伝えること
が、大切だと感じています。
その方の分からないこと、気づいてないことを
伝えるのは、もちろんプロとして必要ですが、
ことばを選んだり、ことばのニュアンスで、
受け取り方も変わります。
私は、Own Treat のゲストさまが、
2、3日前、○○しちゃったんでねー とか
昨日、食べ過ぎたんでねー とか、
言い訳めいた感じの時は、
あ・・・伝え方、失敗したなあって、思います。
わたしのあり方、伝え方に問題あり。
かもって、疑います。
コミュニケーションの相手が、
いかに言い訳めいた返事ではなく、
問題の根本と向き合い、
本音で、本気で、自分を開示し、
生きるかは、自分次第だと思っています。
そういう方向性をもってもらえることも含め。
周りにいる人は自分をうつす鏡。
自分をうつす鏡と思えば、
ほとんどの問題や悩みは解決する気がします。
そして、
すべてにそう思えるようになると、
学びが加速していくと思います。
ストレスの原因ランキング一位は、
人間関係、コミュニケーション。
コミュニケーションは、
自分だけが開いていればいいってもんではないようです。
鏡の原理で、
相手にもとめず、どこまでも謙虚な姿勢でいると、
一番学びの速度が早くて、ほしいもの、求めているものが
勝手にどんどんやってくるんだと思います。
自分をうつす鏡は
周りにいっぱいあります!
そう思うと修行。
でも、おもしろいし、愛しい。
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