突然、旅のお誘いがあり、高野山へ。
不思議なことに、2014年に入って、何度か東寺に出店させていただき、
3月21日の命日を含め、護摩をたいて、ご祈祷されている場所へと
自然と導かれ、弘法大師さまがとても気になる存在になっていました。
ご縁というのは、本当にあるものなのです。
高野山は、「山」とついていますが、山に囲まれた盆地のこと。
空海さんが密教(仏教の一派で密なる教えという意味)を広め、
学びを深めるために開かれた一帯を「高野山」と呼んでいます。
例えば、こういった知識を含め、
出会った僧侶の方々にたくさんのことを伝えききました。
奥の院へお詣りするナイトツアーや、阿字観という瞑想、授戒、に
参加させていただく中で、伝えきいたことなのです。
そのご案内いただいた、僧侶の方々の伝える力に、感動しました。
仏教に初めて触れる機会に、この聖地を歩くだけでも感じられることも
多いのですが、最初から最期まで丁寧に、真剣に語られる僧侶の方の姿勢と、
人と出会い、伝える楽しさに満ちあふれる姿に、心を奪われました。
自分の中の小宇宙と、大いなる大宇宙とつながる修行を
積み重ねてこられている方の、
「人とつながり、伝えるということ。」には、卓越した力がありました。
もしかしたら、僧侶の方々の伝える力以上に、
弘法大使さまの存在や密教の深さに感動しているのかもしれません。
その両方、地のもつパワーと人のパワーに圧倒された旅になりました。
旅の中で、阿字観という瞑想法に、自力整体を発見しました。
共通点3点、ご紹介させていただきます。
1、カタチは一応あるが、自分が心地いいままに、
自由に、体位はとってもよいこと。
2、呼吸にずっと意識をおいているということ。
3、身も心もすっきりとすること。清々しさ、爽快感。
動く瞑想で、身も心もほぐされますように。