自分で整体に・・・vol.1

2001年に、出会い続けてきたボディワーク

自力整体。

シンプルに伝えれば、自分で整体ができるというもの。

でもものすごく奥が深いのです。

そもそも、自力で整体になりたいという心構えがないとできない。

今日は、その心構えについてお話したいと思います。

(先週末、自力整体の研修があり、その中でのお話をまとめます。)

そもそも、自分を変えていきたいということには、

ずっと継続できる動機が必要。

本気で思っているか、一瞬思っただけなのか。

自分の力で改善したいという本気な意思の力。

そしてそれを実現してくれる能力が必要となります。

３点セット　動機／意思／能力

その中でも、

能力において、導いてくれる師匠がとても大切なポイントとなります。

導いてくれる人は、一人ではありません。

わたしにとって、師匠と呼べる人が何人かいます。

でも、一番の師匠はわたし自身だということです。

一番の師匠は、自分の中にある業（ゴウ）の声と、命（メイ）の声なのです。

いつもの今までのリズムとパターンが業であるとすれば、

それを変えようとするカラダの声が命の声。

まあいっかーと諦めるいつものパターンにあてはまっていくのが

業の声だとすれば、カラダの声をしっかり受け止めて、正そうとする命の声。

カラダの声はメイの声、脳の声は業の声にちかい。

もちろん、どっちの声でも人は、うごいているんですが、

二つの声をしっかりわけてきけるということが大切。

自分という漢字の成り立ちは、すごい。

自らを分つとかいて、自分。

つまり、自の中には、分けている存在が二つあるのです。

そもそも学校は、業をみつめる場所だったそうです。

だから、業を「しめくくる、おえる」という意味の卒と書いて、

卒業ということばができている。

本当に日本の漢字はすごくよくできています。

心構えとは、自分の行動を、業の声か命（めい）の声かを

わけること。気づくこと。

そうやって、客観視する力こそが、自力で生きる第一歩です！

ゴウかメイかを分つのは、常に練習です。

練習をくりかえしてみましょう！

第二回は、業の声と命の声を実際に生活に活かす方法をお伝えしていきます。